SHURI
アーティスト

自分にとっての進化とは、
活動初期に比べ
「辛さ」から「楽しさ」へと
感情が変化したことです。
活動初期は単純に画力が足りず、
思い通りに描けないもどかしさや、
小さな絵でも時間がかかることで
「しんどいな」と感じていました。
また、「売れなかったらどうしよう」
という不安が想像力を押さえつけ、
自分らしくない絵を描いてしまった
時期もありました。
たとえ写実的で上手と評価されても、その絵の中に魂を感じることができず
苦しかったのです。
そんな時、色んな人と出会って
絵についてお話したり、
自分の初期の作品を見返すと
縛りなく心の奥から叫ぶように
描いていたことに気づきました。
その絵こそ、人の心を揺さぶる力が
あると感じ、自分を解放する
きっかけとなりました。
現在は試行錯誤して
上手くいかず辛い!!!と思う日もあるのですが、
そこも含めて作品制作の
醍醐味だな~!と楽しく思えることが、自分にとっての進化だと感じています。